中古キュービクル.net

当社では, 長年培った技術を基にキュービクルの現地改造も行っております。
多種多様なキュービクルがある中で, 確実に現地調査を行い, 限られた時間内で確実に改造を行っています。
限られた停電時間内で改造を行わないとお客様へ多大なご迷惑を掛けることになりますので, 当社では機器の内作を行ってから現地へ向かいます。
ここでは当社のキュービクル現地改造の内容をご紹介します。

現地調査

ご依頼いただきましたら, まず現地へ当社のエンジニアが現地調査にお伺いします。キュービクルは一品一様ですので実際に現地調査を行います。机上ではわからない改造作業に関わってくる問題点を確認するために行います。
当日の現地改造においてのスケジュールの打合せもこの時に打合せさせていただいております。
管理されている主任技術者様との話し合いも当社のエンジニアが行う場合もあります。
ご指摘事項の更新機器のお話しもお伺いしておりますので, 申しつけください。

内作作業

現地調査が完了し, 作業日程をご決定いただくと内作作業を行います。
キュービクル現地改造項目は多種多様にあります。当日の改造作業をスムーズに行うために様々な内作作業を行っております。

・ブレーカー増設パネル製作
ブレーカー増設のご希望の場合, 少々の増設でしたら既設キュービクルにブレーカーを増設すれば問題ないですが大量のブレーカーの変更および増設の場合はそういう風にはいきません。当社ではその場合, パネルごと入替が出来るように 新しくブレーカーパネルを製作します。パネルは板金加工を行い製作しますので, 多種多様なキュービクルに対応可能です。

・低圧CT取付加工
トランスの増設により, 低圧CTを交換する必要が発生します。
低圧CTも現地で寸法を測りながら鋼材を加工するのではなく容易に取り付けが出来るように加工しております。

・トランス据付ベース製作
既設キュービクル内トランスを増設および入替を行う場合にはキュービクル内の既存据付ベースと新規入替するトランスの据付寸法が合わないことが多々あります。
内作段階で据付用ベースを製作することにより, 容易に新しく取付け出来る様にしております。

・高圧ユニット盤の製作
CB形のキュービクルになりますと高圧真空遮断器(VCB), 断路器(DS), 過電流継電器(OCR), 計器用変圧器(VT)などPF-S形に比べ複雑な高圧機器が取付けられています。
現地でこの機器を全て1つずつ交換するには, 停電時間の長期化、作業員の増員などコスト的にもご負担が大きくなってしまいます。
当社では,少しでも停電時間および作業員を削減するために高圧ユニット盤を製作し, 現地でキュービクル内に入替を行っています。
この高圧ユニット盤があることにより, LBS受電のキュービクルをVCB受電のキュービクルに改造する場合にもご利用いただけます。
また, 高圧ユニット盤にコンデンサ1バンク増設も可能です。

現地改造

内作作業を現地改造日までに完了させ, 製作した機器およびトランスなどを搬入しキュービクル改造作業を行います。内作作業を正確に行っておりますのでスムーズに作業を行うことができます。
限られた停電時間内で正確に無駄なく作業を行う必要性がありますので当社の熟練したエンジニアが現地作業を行います。
完了後は, 改造箇所を単線結線図に反映させ, ご提出するようにしています。
上記以外にも様々な現地改造を行っておりますので, お気軽にお問い合わせください。

TEL： 06 - 6453 - 0551
FAX： 06 - 6453 - 0555